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メルセデス・ベンツ Cクラス C180カブリオレ スポーツ
(A205/AMGスタイリングパッケージ標準装備車/レザーエクスクルーシブパッケージ)
メルセデス・ベンツCクラス クーペ/カブリオレはメルセデス・ベンツ ブランドとして販売されているDセグメント クーペで、BMW
4シリーズ・アウディ A5 クーペ・レクサスRCがライバル車になります。
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試乗車概要
Mercedes-Benz C180 Sports Cabriolet
メルセデス・ベンツのCクラスにはセダン・ステーションワゴン・クーペ・カブリオレと4種類あり、今回はオープンカーであるカブリオレに試乗します。
Cクラス カブリオレの場合、SLCクラスと比較をしても実用的で、4人乗れる・運転席が広いなどのメリットがあります。
どちらかと言えば、Cクラスカブリオレはラグジュアリー志向なオープンカーであると言えるでしょう。
正式グレードと概要
Mercedes-Benz C180 Sports Cabriolet
排気量
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1,600㏄
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最高出力/トルク |
156ps/25.5kgm |
走行距離 |
約250km
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今回の平均燃費
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10.3km/L
満タン法
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車両本体価格 |
約700万円ほ
ど |
試乗日の路面状態 |
ドライ・ウェッ
ト |
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C180カブリオレ
はCクラスの中では最低グレードに位置するものの、最大の魅力はAMGスタイリングパッケージが標準で装備されている点にあります。(その分車両本体価格
は高くなるのですが)見た目からしてもC180で満足できる装備になります。
また、エクスクルーシブパッケージを装備した場合、座り心地の良い本革シートやデザイン性に優れたアルミホイールが装備されます。(2017年7月以降発
売のモデルではアダプティブLEDヘッドライトやヘッドアップディスプレイが装備されるようになりました。)
メルセデス・ベンツ Cクラス
C180カブリオレ スポーツ 外観
まずはメルセデス・ベンツ Cクラス C180カブリオレ
スポーツの外観を見ることにしましょう。なんといっても、メルセデスらしい美しいデザインと言えるでしょう。
C180カブリオレ スポーツ
フロントデザイン
C180カブリオレ フロント
フロントグリル中央に大きなメルセデス・ベンツのロゴが入っており、車を知らないような人であっても一目でメルセデス・ベンツだと分かります。
BMW 4シリーズのようにセダンと比較しても横幅の大きさを感じることはありません。
2ドア車は横から眺めたときの美しさ
が重要
横から眺めても見事に美しいデザインです。
ただし、幌を閉じるとクーペのデザインの方が魅力的に見えたりもします。
C180カブリオレ リアから
個人的にC180カブリオレのデザイン好きになれません。
もっとも、CクラスやEクラスのクーペ・カブリオレはこれでも良いと思いますが、Sクラス
クーペ/カブリオレも似たようなデザインであると考えると少々残念でもあります。
メルセデス・ベンツ Cクラス
C180カブリオレ スポーツ 外観
C180カブリオレ エクスクルーシブパッケージのインテリア
本革シートはもちろん、ウッド調に見えるセンターパネル、運転席・助手席ともに装備された電動シートなど装備面は十分満足出来ます。
本革シートは快適
スポーツシートでホールド性に優れています。
が、カチカチの硬いシートでは無く若干柔らかさを感じられるシートであるため、これこそ長距離移動に快適なシートであると言えるでしょう。
AMGスタイリングパッケージ装備車
なのでアルミペダル
実際に靴が濡れた状態で運転しましたが、滑りやすい印象はありませんでした。
後部座席は思ったほど狭くない
写真では狭いですが・・・
助手席のシートを若干前に出して幌を閉じた状態で後部座席に着席してみましたが、それほど狭くなく天井に頭がぶつかることもありません。が、長時間座る前
提ならあまり後部座席はオススメできません。
オープンにすると狭いトランク
オープンにすると使い勝手が悪いです・・・。
おそらくスーツケース1~2個が限界でしょう。かといってオープンの状態で後部座席に置いておこうものなら「盗んでください」と言っているようなもので
す。
コマンドシステムにアナログ時計
お年寄りは使いづらいであろう最新機能であるコマンドシステムがあると思えば、お年寄りに評判の良いアナログ時計が装備されています。
オープンカーの証
スイッチを使えば約20秒で開閉が可能です。
オートマティック ベルトフィーダー
着席してエンジンをONにするとシートベルトをしてくださいのごとく、ニョキっと出てきます。
シートベルトを着用すると、
収納されます。
AMGを除く、クーペとカブリオレに装備されているのですが、クーペの場合シートベルトを着用するのに、かなり後ろまで振り向く必要があるため、意外と便
利な機能でした。
メルセデス・ベンツ
C180カブリオレ スポーツ 走行性能
続いてはC180カブリオレ
スポーツの走行性能の紹介です。メルセデスベンツは乗り心地は良いものの、ハンドリングが良いと思える車では無いという認識を持っていますが、今回の
C180 カブリオレ スポーツの性能はどうでしょうか?
高速道路を走行
合流は少し・・・
まず、高速道路における安定性は紹介するまでもありません。
ちなみに、(ほぼ新車の)SLCクラスを以前試乗した際に、高速域になるとハンドルが若干ブレる印象がありましたが、このCクラスに関してはパーフェクト
のレベルです。
ただし、1,600㏄しか排気量が無いためパワーが少なく、急を要する合流には注意が必要なくらいです。(キックダウンをすれば速いです。)
山道の走行が気持ち良い
決して優れたハンドリング性能があるとは申し上げません。しかし、高い速度でカーブに進入しても自然にカーブが曲がれる味付けであることから走っていると
とても気持ちが良いのです。
以前、C220d(セダン)の試乗記をお伝えした際に、
一般的な走行をしている最中にハンドルを切ると、タイ
ムラグが発生するため、ハンドリング性能が悪い車という印象が強くなってしまいます。なお、
SPORT+モードで走行しても、ハンドリングは少々怪しいかと思います。
とお伝えしました。
しかしながら、今回試乗したC180カブリオレ スポーツはそのようなことは少なく(※)、それが要因となり、カーブを曲がるのが
気持ち良い印象を与えてくれるのでしょう。
※全くないワケではありません。
オープンで走れば格別に気持ち良い!
説明するまでもありませんね。
ちなみに、ソフトトップをオープンにして走行しても心地よい風だけが車内に入ってくるため、冬場であっても(首元)ヒーターと併用すれば世間の人の視線ほ
ど寒い車内ではありません。
雨の中の走行も怖くない
雨天時に安定感を発揮するのは4WDですが、そんなことを感じさせないくらい、安定しており雨の中でも安心して運転することが出来ます。ハイドロプレーニ
ング現象とも無縁です。
車の性能も要因の1つですが、性能の良いタイヤを装着していたことも安心して走ることのできた要因でしょう。
C180カブリオレ
スポーツ 総評とまとめ
車体もそれほど大きくないため運転しやすく、同じCクラスでもセダンやワゴンと比較をすれば走行性能も優れており、難点は後部座席の乗り降りが大変なこと
4名乗車しかできない点くらいでしょう。
正直Cクラスセダンは良いクルマではありますが、奇妙な走り心地は好きになれず、仕事で車を使う際にアウディA4(2.0TFSI/FF)とC180セダ
ンの選択肢があった際に迷わずA4を選択するくらい好きになれない車でした。
しかし、今回Cクラス カブリオレという車に出会い、今まで好きになれなかったのがウソのようです。
さらに申し上げるなら、購入したい1台でもあります。もし、パワーが足りないと感じれば、車両本体価格は大幅に上がりますが、メルセデスAMG
C43も選択肢だったりもします。
メルセデス・ベンツ
C180カブリオレ スポーツ まとめ
・メルセデス・ベンツの名に相応しい走行性能と安全装備。
⇒今回紹介しませんでしたが、レーダークルーズコントロール等は標準装備です。
・オープンにすれば最高に気持ち良いクルマ。
・見た目もベンツのスポーツカーだからカッコイイ。
・後部座席もそれほど狭くなく、SLCクラスよりも実用的。
・車両本体価格が少々高め。1,600㏄の車で700万円はちょっと・・・。
⇒希少性が高く、中古でも値下がりしにくい傾向にあります。
・横転や洗車機を利用することを考えるとソフトトップだと少し怖いかも。
もし、このC180カブリオレの値段が高いと感じなかった方は、1000万円コースになりますが、メルセデスAMG C43クーペをオススメします。
少なくとも私の理想すべて叶えてくれそうです。
関連項目:
C220d(BlueTEC) Avantgarde
メルセデスAMG C43 4マチック
メルセデス・ベンツ GLC220d 4マチック
メルセデスAMG E43 4MATIC(W213)
E220ブルーテックAMGスポーツパッケージ(W212)
CLS350BlueTEC
Shooting Break
メルセデスAMG A45 4MATIC
トヨタ 86 GTリミテッド
アウディ A4
2.0TFSIクワトロ(B9)
スバル WRX S4
2.0GTアイサイト
BMW M4クーペ(F82/DCT)
日産 V37スカイライン
200GT-t(次世代ターボ)
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