正式グレードと概要
正式グレード
LEXUS LX570 (URJ201)
排気量
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5,662㏄
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最高出力/トルク
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377ps/54.5kgm
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走行距離
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約500km
(高速・山道・街中)
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今回の平均燃費
(街中の平均燃費)
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TTL
6.5km/L
街中 4.0km/L
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車両本体価格
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1,100万円
+OP
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試乗日の路面状態
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ドライ
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レクサスLX570は、モノグレードの設定で、RXやNXのようにバージョンLやFスポーツなどのグレードは存在しません。
また、選べるオプションもマークレビンソンのスピーカーやリアエンターテインメントシステムなど一部に限られており、LX570を購入すれば事実上の最上
級グレードが装備されます。
レクサスLX570 外観
まずは、スピンドグリルが印象的な外観を紹介します。
最高級SUVらしい風格
レクサスのデザインは僻みも含めて、あまり評判がよろしくありません。私的にLXは、メルセデスのような威圧感のあるデザインであり、威厳を保つという意
味では同じレクサスのLSよりも格が上かもしれません。
写真では大きさが分かりません
が・・・
実際、目の前で見るとかなりデカイです。全長5,065mmです。
3列シートで巨大なボンネットがあるから当然と言えば当然ですが、とにかく大きな車体です。
と言いつつ、北米に行けばこのLX570も小さい部類になり、USトヨタ セコイアの全長が5,210mm、シボレー
タホ5,180mmで、サバーバンになると5,689mmとなっており、レクサスLX570は世界と比較をすれば大して大きくないことが分かります。
なお、レクサスLS(標準ボディ)は5,090mmとなっています。
リアデザイン
リアから撮影
フロントデザインのお下品に見えることは許せたとしても、リアからのデザインは商用車を彷彿させるデザインとなっており、世界戦略車の1台でありながら非
常に情けないと感じます。
もしかすれば、このボディに無理やりレクサスのテールランプを用いらなければ、もう少しカッコ良くなったかもしれません。
流れるウインカー シーケンシャル
ターン シグナルランプ
トヨタは何を思ったのか、アウディの真似をするかのようにレクサスRXやLXに流れるウインカーを導入しました。
LEDウインカーなので視認性は抜群と言えますが、何もアウディの真似をしていると指摘されるようなことをしなくても・・・。とお思いの方は多いことで
しょう。
レクサスLX570 インテリア フロ
ントシート
日本におけるレクサスブランド唯一の3列シート車であるレクサスLX570のインテリアを紹介します。
ちなみに、ステアリングはウッドコンビ+ステアリングヒーター付きとなっています。
メーターはトヨタと同様のもの・・・。
また、最近はやりの液晶タイプはオプションも含めてありません。年寄りには、これが一番見やすくて良いです。
座り心地の良いセミアニリン本革シー
ト
シートヒーター&ベンチレーション付きです。
座り心地が良いシートです。ホールド性には優れないものの、いかにもアメリカ人好みのフカフカのシートとなっており、長時間の移動も座っているだけなら快
適です。しかも、日本車にしては珍しく、大柄な人が着席しても快適なシートとなっています。(一応、私以外のデブにも確認済)
電動シートは標準装備
レクサスLX570には当然ですが電動シートが装備されています。
一応、クッション長も調整可能で、世界中のデブはもとより、長身の人でも快適にドライブすることが可能です。また、私は腰痛もちですが、レクサス
LX570のシートでは腰痛が悪化する心配もありません。(ドイツ車の次ぐらいにシートのスペックが良いと思いました。)
レクサスLX570 後部座席(2列
目)
フロントシート同様、2列目シートも快適です。
アルファードやヴェルファイアのような、2列目にVIPを乗せられるほどの実力を持つシートでは無いものの、「ちょっとした」お客様はもちろん、親戚一同
で乗車する際や友人同士、ファミリーでも実用的なクルマであることが分かります。
難点は少し狭いことかな?
これだけ図体がデカイにも関わらず後部座席は若干狭いように思えます。
と言いつつも、不快を感じるほどの狭さでは ありませんので、長距離移動の際にも膝を曲げさえすれば、快適に車内で過ごすことが可能です。
オプションの後席モニタは左右独立
なお、リアモニタ(後席モニタ)は数少ないメーカーオプションの1つになります。
なんだか、左右それぞれのモニタにヘッドフォンの差込口もあることから、子供同士見たいテレビ番組やDVDが異なったとしても喧嘩にならずに済みそうで
す。
後部座席でも快適な温度調整が可能
VIP車(×ヤンキー車)顔負けの豪華装備の1つ。
レクサスLX570には、レクサス クライメイト
コンシェルジュなるものが装備されており、運転席・助手席・後席右側・後席左側の各席でエアコンの温度調整を行え、同乗者全員が快適なドライブを行うこと
が出来ます。
そのため、レクサスLX570をデートに用いる際に、デブの男と普通の女(または
その逆・・・)が一緒に乗車したとしても、エアコンの温度で揉める心配もありません!
レクサスLX570 3列目シート
基本的には狭いシートです。
このあたりはアルファードやヴェルファイアとは一緒にならないでしょう。
しかもドリンクホルダーこそ装備されているものの、テレビは見られないし、エアコン(レクサス
クライメイトコンシェルジュ)の対象外だし、座り心地も大幅に悪いです。飛行機で言うなら、旧式のエコノミークラスに搭乗するようなものでしょう。
3列目は収納式
このボタンを押すと・・・、
↓
収納が可能となっています。
なぜか、高級SUVの3列目シートは電動で収納できる車が多いようです。
(メルセデスGLSやアウディQ7など)
ちなみに、レクサスLX570においては、3列目シートを収納して、ようやく大きな荷物(ゴルフバッグや人数分のスキー板等)を積むことが出来ます。
LX570のトランクは
上だけ開きます。
これだけだと荷物の出し入れが不便だと思いますが、
ちゃんと下側を開きます。
何だか、この画像を見るとキャンプがしたくなってきますね。
上があの扉は、パワーバックドアが装備されているようです。
(下半分はイージークローザーのみとなっています。)
ということで、一旦ここで終了です。次のページではレクサスLX570の走行性能や機能性などを紹介します。
NEXT:レクサスLX570 走行性能や機能性の紹介
関連項目:
レクサス RX450h バージョンL
アウディ Q7 2.0TFSIクワトロ
レクサス
LS460 バージョンC(後期)
レクサス LC500 Lパッケージ(V8-5.0L)
レクサス LS500h バージョンL(50系)
ランドクルーザープラドTX(ガソリン)
ランドクルーザー プラドTZ-G(ディーゼル)
アルファード 2.5S
7人乗り(2WD/30系)
トヨタ
ヴェルファイア3.5ZA”Gエディション”
ヴェル
ファイア エグゼクティブラウンジ3.5
USトヨタ シエナ SE
トヨタ クラウン マジェスタ Fバージョン
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